岡崎「光学級」 始業式
2008年4月22日(火)


始業式で挨拶に立った黄美景先生
井田小光学級に36名

言葉を覚え韓国に行きたい

 岡崎市立井田小学校(板倉常治校長)の2008年度光学級始業式が4月22日に同校会議室で行われ、4年生から6年生の児童36名が参加し、来賓として民団岡崎支部から河尹實副団長、金尚久副団長、愛知県本部から趙鐵男総務部長らが出席した。


 始業式は生徒らの初々しい愛国歌の斉唱で始まると、続いて板倉校長は生徒らの光学級志望理由をいくつか紹介しながら「それぞれみんなここに入ってきた理由がありますが、その理由が一年後には達成できるように楽しくがんばりましょう」と挨拶を述べた。

 次に来賓の挨拶に立った河副団長は「私は在日韓国人ですがまだまだ勉強が足りませんので、私も光学級に入りたいなと思います。昨日まで韓国の大統領が日本を訪問しましたが、これからの日韓友好のためにもがんばって下さい」と述べた。

 最後に、2006年度から光学級を担当し、今年度も教壇に立つ黄美京先生の「また一年間みなさんと勉強できることをとても楽しみにしています」という挨拶で始業式は無事終了。引き続き第1回目の授業へと移って行った。

 今年度受講する36名のうち、新規受講生となる4年生が27名で大半を占めた。学校側の調べでは、児童らの志望理由の多くは「韓国についていろいろ知りたいから」であったが、中には「韓国語を覚えておばあちゃんと韓国に行きたいから」や「お母さんが勉強したいと言ったので、僕が代わりに勉強する」といったものも。

 また岡崎市立大樹寺小学校(権田隆志校長)でも24日午後2時50分より光学級の入学式が行われ、4年生から6年生までの児童36名が出席した。



 この「光学級」は1965年から、岡崎市立の井田小学校と大樹寺小学校において毎週土曜日に開設されてきた課外民族教育「光学級」が、2002年4月に正規授業である総合学習の一環として認定されたもの。今日まで愛知県教育委員会や岡崎市教育委員会などから支援を受けながら、民団岡崎支部が全面的にバックアップしてきた。
 
 同地区はもともと同胞の多住地域。民族教育の必要性が叫ばれ、当初は同胞児童を対象に「朝鮮学級」が設置された。その後2校に「光学級」として開設され今日まで続いてきた。例年5、6年生を中心に、ウリマルやウリノレ、サムルノリなどを学んでいる。

 この授業を通じて、同胞児童への民族教育と日本人児童への韓国理解教育は今日まで着実に進んでおり、将来の韓日友好を担う意味でも、「光学級」は大変大きな役割をもっていると言える。

来賓の挨拶に立った岡崎支部 河隆實副団長

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